代表インタビュー

合同会社 後藤建設の 代表にインタビューしてみました。就活時の参考にしていただけますと幸いです。インタビュワーは私、Webスタッフの山田が行います。

■後藤建設のビジョン

Webスタッフ山田:こんにちはWebスタッフの山田がインタビューさせていただきます。よろしくお願いいたします。まず、いきなり大きなテーマなのですが、ずばり後藤建設のビジョンは一言で何でしょうか?—-

後藤:こちらこそよろしくお願いします。ものすごい大きなテーマですね(笑)

会社として今、一番心掛けていること・・・一言で言うなれば「人づくり」です。

建設業界の中ではここ5~10年ぐらい急速に外国人の実習生や研修生の方が増えてきました。今の所、体力がいる仕事、単純な仕事をする事が多いですが、お国柄によっては真面目で一生懸命な人も多く、外国人の現場監督も増えてくるのではないかと思っています。日本人の若者にも、もっと建設業に興味を持って頂きたいと思っています。きっとこの先も建設工事自体は無くなることはないでしょう。今後も社会にとって必要不可欠な建設業という仕事を支え、一人一人が誇りをもってやっていくためには、優秀な現場監督を育てることが大切だと考えています。

Webスタッフ山田:なるほど、現場監督という職業は、その成り手の方にとってどういった性格が必要なのでしょうか?—-

後藤:現場には、いろいろなタイプの現場監督がいますので、性格も十人十色です。それにより現場も変化すると考えています。

現場監督は仕事を受けた会社の代表として、現場において物事の良い悪いの判断をして業者さんやお客さんとのコミュニケーションを取っていかないといけません。ですので、現場監督次第でその現場はギスギスとした現場にも殺伐とした現場にもなるし、逆に良い現場にもなり、180度変わります。良い現場でもその人の人間性が出て、ピシッと厳しく管理することでまとまる現場もあれば、和気あいあいとした雰囲気でまとまる現場もあります。

それは、その人の人間力といいますか、人間性にもよりますが、会社の中の人間関係も大いに影響していると思います。難しい判断を迫られたとき、手に負えない状態になったとき、気軽に相談できる先輩が社内にいればその人の負担も軽減するはずです。なので、常に相談しやすい雰囲気や定例の会議などで工事の進捗状況を話し合い、会社全体で社員の方の成長を見守りたいと思っています。

Webスタッフ:相談できる方が近くにいると心強いですね!実際、入社するとしたら何を教えてくれるのか気になるところだと思います。仮に後藤建設に入社したら社員の方には何を教えていただけるのでしょうか。—-

後藤:現場管理の技術者として必要な知識や技術を一から全てお教えします。一人の優秀な技術者として成長して、いずれは私を超えて育ってくれればと思います。そのためには私が建設業界で20年以上培ってきた経験やノウハウも含めて全部伝えたいと思っています。そしてその人がまた後輩にその内容を伝えて、会社全体としての技術力や実績を上げ皆で育んで行けたら幸いです。

将来的には安心して仕事を任せられる会社の柱になってほしいです。「人づくり」を通して価値観を共有していけたら最高ですね。

■大切にしていること

Webスタッフ山田:そういえば後藤社長は建設という仕事に就かれていますが、どんなことが動機になっていますか?—-

後藤:小学生くらいから「誰かのために」何かをすることが好きですね。

映画や本から影響を受けたというよりも、私自身が知らないうちに色々な人に助けられて、感動を与えられてきたのでしょう。だから、「誰かのために」という信念で行動している人にとても感銘を受けます。

仕事もそうありたいと思っています。食べるためだけに仕事するのではなく、その先に誰かのためになっていることが重要だと。私は建設の仕事をしているので、建築の知識を活かして社会に貢献していきたい。そこに仕事をする喜びややりがいを見出しています。

これから一緒に仕事をする仲間には同じ方向を向いて一緒にその喜びを分かち合いたいですね。私が受けた恩恵や感動を次の人に繋げて、返していきたい。その為に会社をやっているといっても過言ではないと思っています。

■就活生の皆さんへ

Webスタッフ山田:私は誰かのために行動しているのだろうか・・・。と、ふと考えさせられました。私が普段行っているWebの仕事っていうのは、PCの画面に向かって行っているので、意識しないと人のために行っているということを忘れがちになってしまっている職業かもしれませんね(汗)。これまでは現場監督の仕事とは何ぞや?とか、社長ご自身の考え方についてインタビューさせていただきました。最後に建設業界の展望も含めて、いろいろお話を伺いたいです。

建設というのはズバリどういった仕事だと思われますか?

後藤:これも一言ですね(笑)

後藤:建設業界は「汚い・危険・くさい」と3Kの職場と言われています。たしかにそのような側面もあります。でも汚い、くさいというのは逆に誇らしい部分もあって、それだけ汗水たらして仕事のために、誰かのために一生懸命働いている証拠なんですよね。

また、単純で地道な作業のくり返しも多いです。目の前の仕事だけに囚われてしまうと、「俺、なんでこんな仕事やっているのかな」「社会の歯車なのかな」と思ってしまう人もいるかもしれない。

でも、家を建てること、お店を建てること、道路を作る事は今後も人の生活から絶対無くならないし、誰かのためになっている、社会のためになっているやりがいの大きい仕事だと思うのです。

目の前の仕事は地味でもきちんとこなしていくことで、顧客からも信頼され、自分も自信が出てきて、もっと大きな仕事、難しい仕事にチャレンジしたくなっていくと思います。それが仕事に対するモチベーションにもなると思うのです。

後藤建設に入社してくれた人には夢や希望を持って働いてもらえるようアドバイスして導いてあげることができたら良いなと思っています。

自分は成長しているな、知識や経験が増えているな、と感じてもらいたいのです。そのためには、積極的にセミナーや研修を受けていただいたり、資格を取ってもらいたい。自分の成長を感じることは仕事をするうえで大変な喜びになると思いますので、そのような仕組みを作っていきたいです。

Webスタッフ山田:建設の仕事というのが、いろいろな意味でやりがいのある仕事なんだなあ、ということを感じました。資格につきまして、後藤建設に入社するとどんな資格をとることができるのでしょうか?

後藤:建設には設計と施工がありますが、うちは建築施工を中心とした会社です。

施工の分野で重要な資格と言えば建築施工管理技士の資格があります。この資格があると現場の建築に関する技術的な責任者として主任技術者になることができたり、金額の大きな案件を担当することが出来るようになります。ですので仕事をしながら将来的には建築施工管理技士の資格を取得していくことになります。

ただ、最終学歴の学校や学科によって、建築施工管理技士を受けるための実務経験の年数が違ってきます。私は文系の大学を出て建築とは全く関わりのない所からのスタートでしたが、仕事をしながら、職業訓練学校に通い資格を取得しました。建設の仕事に興味があれば遅すぎるということはありません。

もちろん最初は図面を見てもよく分からないでしょうし、現場に行っても何をやっているか分からないこともあるでしょう、最初は見習いですから当然です。でも安心してください、一人前の現場監督になるまで、仕事をする上での、知識や経験、品質や安全のポイントなど、私たちが1つ1つ丁寧に教えていきます。

まずは、一人の立派な現場監督(建築に関する技術者であり、スペシャリストです!)になるまで一緒にがんばりましょう。

Webスタッフ山田:就活生の方も安心して働ける会社だということがわかりました。会社の休暇についてはどのような考え方でしょうか。

後藤:ここまでの話でがむしゃらに仕事だけをしなくてはいけない、と感じる方もいらっしゃるでしょうが、私はライフワークバランスも大切だと考えています。仕事を一生懸命、真摯に取り組むことはとても大切なことです。

ただ、それだけでは息切れしてしまいます。

普段の仕事を一生懸命にやっているから、私生活では自分の好きなことを自由に満喫して欲しい。また私生活が充実して楽しいからこそ、仕事もやりがいを持って頑張れる。

つまり両輪なんです。

週7日の内5日は仕事を頑張る、ただ食べるためだけに仕事するのではなく、知識と経験を積み重ねて自分自身成長できるように。そして、残りの2日は自由に好きなことをやった方がいい。折角の人生です、仕事とプライベートの両輪を上手く働かせてより良い人生を送ってほしいです。

プライベートが充実すれば仕事にも張り合いが出る、そうすると会社の仕事を通してより多くの人に喜んでいただける、ますますプライベートも充実する。私は後藤建設で働いている人も、その家族にも皆が幸せになってほしい、私が今までいただいた恩を後藤建設を通じてお返ししたいのです。

さぁ、私たちと一緒に未来を築いて行きましょう。

Webスタッフ山田:本日は長時間にわたりありがとうございました。

【終始笑顔を絶やさず、説明をしてくれた後藤社長】

【就活を頑張っている皆様への動画メッセージ】